アジア文化芸術交流促進連盟(FACP)会長
ご挨拶
茂田 雅美FACP(アジア文化芸術交流促進連盟)は35年もの長い歴史がありますが、設立当初は音楽や舞台芸術に対する情熱を持った人々が集まり、情報や思考を共有するためのサークル的なものでした。しかし何十年かの歳月が過ぎ、FACPはアジアに於ける各国の文化交流という目標から、新しい時代に向け文化政策を立案し、文化的教育促進の為の予算拡大を政府に提案できる組織へと変化していく時期になってきました。
最後に日本で開催された1995年第13回のFACP神戸会議から19年が経った今年、FACP会議が再び日本に戻り、川崎で開催されることを大変嬉しく思います。日本では様々な文化活動が盛んに推進されており、今年のテーマである『実演芸術の力 ―アジア各国の文化戦略を学ぶ』(副題:実演芸術の社会的な役割の表明、アジアにおける実演芸術のネットワーク形成/日本の貢献) は、まさにそれらを反映する理想的な場となる事と考えております。
会議には、英国で絶大な人気を博し、BBCテレビでも度々取り上げられ、大英帝国勲章のOBE(オフィサー)を受勲したギャレス・マローン氏を基調講演に迎え、またパネルディスカッションでは、「各国の文化戦略」、「アジアにおけるオーケストラ発展の意義」、日々進化していくテクノロジーと文化のコラボレーションをテーマにした「8Kテクノロジーが拓く新たなアートの世界」といった議題を中心に議論を致します。参加者の皆様にとって有意義な時間となる事を確信しております。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。
アジア文化芸術交流促進連盟会長 FACP2014日本会議in川崎 実行委員長
過去の会議開催
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